Facebookグループ「クラシックを聴こう!」(クラきこ)の仲間のみなさん、主宰の古瀬です。
今回はみなさんにお願いがあって、この文章をしたためています。

一言で書くと、売上の5%をライブ配信支援基金とし、ライブ配信をする演奏家に金銭サポートを行う「BNUHC-18サポーターズモデル」を購入していただきたい、というお願いです。

スプレーボトルなどに詰め替えて使うGSE水溶液・BNUHC-18
5L/20L単位の販売とすることで、価格を下げた。

新型コロナウイルスパンデミックが始まって、真っ先に頭に浮かんだのが、ピアノ教室をどうする、演奏家をどうする、ということでした。会社はリモートワークのフル活用で感染リスクを大きく下げられますが、ピアノ教室も演奏も、そういうわけにはいかない。対面して話す機会もないと、指導もリハーサルも限界がある。

かといって、アルコールには頼りにくい。継続して使うと確実に手荒れする。部屋中をアルコールで消毒したら、爆発・炎上の危険がある。だいたい匂いが辛いし、除菌効果に持続性がないから、どんなに消毒したところで、次に感染者がやってくると、やっぱり汚染される。

どうにかならないか、と考えていました。BNUHC-18は、この課題に対する私の解答です。

そもそもパンデミックから2年が経過し、ワクチン接種も進んでいるのに、感染が続いています。インフルエンザが激減するくらいの感染予防策がとられているのに、新型コロナウイルス感染症は感染が続くということは、何かが足りていないのです。私はBNUHC-18が採用するGSE(グレープフルーツ種子から抽出する植物エッセンス)が、足りない1ピースを埋めると考えています。

とはいえ、「突然、買ってくれと言われても困る」という方が大半でしょう。長くなりますが、きちんとご説明します。納得して購入していただきたいからです。

少し自己紹介

その前に、「クラきこの主宰って、なにやっている人?」という質問もたまにあるので、少し答えておきます。

私は大学在学中から、科学ジャーナリストを仕事にしてきました。『日経トレンディ』には1990年から25年間連載をしたので、私が書いたものをお読みになった方も多いと思います(「古瀬幸広の実験工房」というモノクロ3ページの連載)。

連載は終わっていますが、記事検索で過去の記事を読むことは可能

いくつも専門分野があるのですが、とくにPCとインターネットと日本語処理は専門中の専門で、その知識を生かして、2006年にインフォリーフ株式会社を設立して、今日に至ります。この会社でやってきたことは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進です。

一方で、著作活動も継続しつつ、東京大学未来ビジョン研究センター研究員、国際大学GLOCOMセンターフェローなどを兼任するなど、研究分野にも籍を置いています。2022年4月から未来社会共創センター・統括研究員(生命哲学研究班)も拝命しました。また、岩波新書『インターネットが変える世界』(共著)で、アメリカの思想家イワン・イリッチのConvivialityという概念がPCとインターネット誕生の思想的背景にあったことを指摘して以来、それを実践することをいつも意識しています。

クラシックを聴こう!グループもそのひとつで、クラシック音楽の演奏家とファンとがコンヴィヴィアルなコミュニティをつくることをめざして、2012年6月26日につくりました。Convivialityには岩波新書で私が「共愉」という訳語をあてています。

一緒にワイワイ、みんなで音楽を愉しむ。互いにためになる情報、楽しかった体験を共有し、一部の活字に一喜一憂することのない、新しく楽しい音楽文化をつくり上げていきたい。テレビに出て顔と名前が売れている演奏家のチケットばかりが売りきれ、超絶うまい演奏家のコンサートに空席が目立つ、なんていう本末転倒な状況を、みんなの感想の共有でなくしたい。それが「共愉的なコミュニティとしてのクラシックを聴こう!」のコンセプトです。

いろんな予想をした2020年春

突然、環境が変わったのが、2020年春でした。言うまでもなく新型コロナウイルスパンデミックによる変化です。日本で最初に感染者が確認されたのが、2020年1月16日のこと。悪い予感がしたので、この日からずっと記録をとり、新型コロナウイルスに関する論文を読みあさり、情報収集・分析をしています。

果たして、2月から3月にかけてイタリアなどで感染者が爆発。日本の感染状況はぐっとおだやかでしたが、やはり4月7日に緊急事態宣言を発出(7都府県対象)。もう、パンデミックは否定のしようのない事実となってしまいました。

この当時、私が予想したのは二つです。第一は、そうそうカンタンにはこのパンデミックは終息しないということ。冬になるたびに毎年、インフルエンザに悩まされているのです。落ち着くのに数年かかる上に、その後もずっとインフルエンザと同様な状態になることを覚悟しました。

第二は、新型コロナウイルス感染症は100年前のスペイン風邪を思い出すパンデミックですが、次回も100年後とは限らないこと。むしろ、今後、数年をおかずに、他のウイルス・菌に悩む日々がやってくるだろうということです。

その理由は、急速に進む地球温暖化と生物多様性の喪失。カンタンに言うと、自然破壊が進めば、厄介なウイルスや菌に襲われる可能性も高くなる、ということです。

GSEとの出会い

「何か自分にもできることはないか」
と、ずっと考えていました。最初に社会的クライシスを経験したのは旧ユーゴスラビア内戦で、このときは「戦争に苦しむ女性たちに、ちょっとした女性らしさを取り戻せる化粧品などの小物を贈ろう」というサンフランシスコの女性からの呼びかけに協力しました(1992年)。

1995年には阪神・淡路大震災があり、海外からの寄付の申し出をメールで受取り、翻訳して神戸市役所などに受け渡すなどのボランティア活動をしました。2011年の3.11では、開発したばかりのデジタルサイネージシステムを相馬市と南相馬市に寄付。政府(内閣官房)などがツイッターで発信した避難者向け情報や放射線測定値などを、大画面テレビに自動的にうつしだす仕組みです。

新型コロナウイルス感染症について、自分にできることはないか、と考えていたところに、知人から紹介されたのが、グレープフルーツの種子から抽出した植物エッセンス・GSE(Grapefruit Seed Extract)でした。

これが4月27日です。それから、GSE関連の研究論文を読みあさる日々。この時点で確信したのです。GSEこそが、私たちをパンデミックから救う名脇役になり得るものであると。5月28日にはMISTECTの特許出願をし、いくつもあったビジネス上の障害を克服し、2020年9月9日に発売。続いて、2021年1月25日にBNUHC-18を発売しました。どちらもGSEを薬剤に使います。

オミクロンは弱毒化していない

「もうでも、オミクロンは弱毒化しているし、風邪みたいなもの。感染して免疫つけたほうがいい」とテレビで言ってましたよ、という人もいらっしゃるかもしれません。それは間違いです。死者数を見てみましょう。

オミクロン流行期がもっとも、死者が多いのです。まだまだ侮れません。風邪と一緒、というには無理があります。風邪よりはるかにひどい後遺症に悩む人も多いのが現実です。子どもが感染すると肝炎になりやすくなるという研究も出ました。

GSEになぜ注目したか

GSEはグレープフルーツが我が身を守るためにつくりだした植物フラボノイドのかたまりです。一時期は農薬の混入が問題になりましたが、もうその問題も解決しています(産地を変更した)。いま私が扱っているGSE(ココチGSE)は塩化ベンザルコニウム等農薬成分の混入問題のないGSEです。

800種類もの菌・カビ・ウイルスを抑制することが確認されています。インフルエンザウイルスを抑制することは以前から知られていましたが、すぐに新型コロナウイルスを抑制することを確認した論文も出ました。どちらもGSEがエンベロープを破壊して、感染力を奪います。

私が「これだ!」と思った理由は二つあります。

  • GSEはヒトの健康を損なわない
    GSEは植物エッセンスで、安全です。食品添加物(既存添加物)として国も認めており、国の研究所が動物実験でGSEが安全であることを確認しています。なんと海外では、GSEをサプリメントとして飲んでいる。肌にも影響がなく、アレルギー反応を起こさないことも製造元が確認しました(累積皮膚刺激及び感作試験(RIPT)をクリア)。そして点鼻薬や吸入薬にもGSEが使われています。口にしても肌にふれても吸っても安全ということです。
  • GSEは効果が持続する
    GSEは揮発しにくいため、たとえばテーブルをBNUHC-18で拭いておくと、乾燥した後、除菌効果を持続します。これはものすごく重要なポイントで、アルコール等他の薬剤で効果が持続するものはありません。丁寧にドアノブを消毒しても、次の瞬間にウイルスのついた手で触られると、やはり汚染されるのです。作業が賽の河原となります。
真ん中の液体がGSEの原液。これをうすめて使います。

安全性が重要な理由

GSEがヒトに安全であることが重要なのは、これからも続く長丁場のウイルス対策において、ヒトに有害なものを使い続けることはできないからです。

みなさん、手荒れしていませんか。アルコールは皮膚のタンパク質をこわすので、継続的に使うと確実に手が荒れます。飲食店の入り口で手指消毒を要求されますが、観察しているとおもしろい。「ちょこん」と出して、指先だけをスリスリしている。こんな使い方では、皺や爪の間にひそむウイルスをやっつけることができません。手荒れがイヤ、アルコールがイヤなのですよね。

GSEなら手荒れしません。たっぷり使って、きちんとウイルス対策ができます。海外ではサプリメントとして飲むのがGSEです。うがいに使っても、健康被害の心配がない。安全性はとても重要なポイントです。

ペットにも安全です。海外では小鳥のケージ清掃などにGSEを勧めています。イヌやネコを飼っているBNUHC-18ユーザーも多いのですが、イヌもネコもBNUHC-18を嫌がらないし、いまのところ何か悪い影響を与えている様子はない、とのこと。ネコの飼い主さんからは「粗相のあとにスプレーすると、瞬時に匂いが消える。すごい」という感想をいただいています。そもそもGSEは食品添加物としての動物実験テストで安全性が確認されたものです。通常の利用では、動物がその実験なみの量を摂取することはありませんから、当然といえば当然です。

真っ先に考えたのはピアノ教室や演奏家のこと

パンデミックが始まってすぐ、クラきこをやっていたせいも多分にあるのですが、気になったのがピアノ教室と演奏家さんたちのことでした。GSEに注目した理由のひとつが、レッスンルームでの感染防止にきっと役立つ、という思いでした(そして事実、MISTECTは山野楽器さんに採用されて、全国462のレッスンルームで感染拡大を防ぎました)。

厄介なのは、アルコールがモノにも悪い影響があることです。ピアノ鍵盤をアルコールで拭くとひび割れしてしまいます。アルコール消毒した手で楽器をさわり、変色を経験した方もいるでしょう。なにより、手が荒れると、演奏にも影響が出ます。

GSEはモノへの影響も最小限です。弦楽器本体のニスなどは確認できておりませんので、影響が出る可能性はありますが、少なくともピアノ鍵盤に三カ月間、毎日振りかけて、ひび割れのないことは確認済です(グレープフルーツ種子のエッセンスには、楽器に影響が出ると言われているリモネンはほとんど含まれていません)。

遠隔レッスンやライブ配信などでしのぐことはできても、ずっとそれを継続することは難しい。そのうち、対面レッスンやリアルな演奏は再開する日がやってくるし、そこで頼りになる薬剤は絶対に必要になる。そういう思いでMISTECTとBNUHC-18を商品化したのです。

共感していただけた方はこちらから購入していただけます。直販サイトのみでの販売です。

「よさそうだけれど、いきなり5リットルも買っても、使い切れないんじゃないか」という不安をもった方は、続きをどうぞ。意外に5L、使い切れるんです。