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プロフィール

古瀬 幸広 [FURUSE Yukihiro]
1960年奈良県吉野郡生まれ。奈良県立奈良高等学校、東京大学文学部イスラム学専修課程卒業(1期生)。イスラム学を選択したのは、科学史・科学哲学への興味からである。一方、大学2年(1980年)のときに出会った『Z80機械語入門』で、個人がコンピューティングパワーを身につける時代の到来を実感し、「テクノロジーと社会」を研究課題とすることを決意。
大学在学中の1983年に活字デビューし、卒業後もフリーランスジャーナリスト、批評家として活動。1980年代は日本語の情報化に、1990年代はインターネットおよびHTML/XMLの普及に貢献した。
『考える道具――ワープロの創造と挑戦』(青葉出版)/『ネットワーカーズハンドブック』(翔泳社)/『ワープロここが不思議』(講談社ブルーバックス)/『最新ワープロ用語辞典』(実業之日本社)/『ハイテク商品失敗の研究』(実業之日本社)/『インターネットが変える世界』(共著、岩波新書)/『インターネット活用法』(講談社ブルーバックス)/『写真データ整理術』(アントレックス)/『仕事がはかどるPC入門』(アントレックス)など著書多数。
『考える道具』で、現在のJISカナ配列は大正時代にアメリカのUnderwoodが開発したカナモジタイプライタの配列を踏襲したものであることを明らかにし、ニッポンの情報化には親指シフト配列(NICOLA配列)の普及が重要であるという認識を示した。1992年にはNICOLA配列の入門テキスト「NICOLA派宣言」を書き上げ、無償配布している。『インターネットが変える世界』では、PCとインターネットの開発を思想史的観点から解きあかし、Ivan Illichの”Tools For Conviviality”の影響を明らかにした。また、日本のインターネット黎明期でもあるこの時期の評論は、”One of the few is technology journalist Yukihiro Furuse.” として、アメリカの雑誌 “WIRED” で紹介されている(Wiring Japan)。
雑誌『日経トレンディ』の連載「古瀬幸広の実験工房」は1990年から2016年まで続いた長寿連載で、掃除機・洗濯機から最新ハイテク機器やクルマまでを俎上にのせた。話題になった過去の連載として、「ワープロ漢字採集記」(『BugNews』)や「オランダ極東特派員の冒険」(『新潮45』)などがある。「ワープロ漢字採集記」ではJIS漢字コードを詳細に点検し、典拠不明字が7文字あることを指摘。JIS漢字のその後の改訂、とくにJIS X 0208:1997の委員会に影響を与えることとなった。1986年には『最新ワープロ大百科』(実業之日本社)を創刊(責任編集)し、日本語の情報化・日本のオフィスのデジタル化に貢献している。
朝日新聞、毎日新聞に連載経験があり、プリンタを特集したテレビ番組「家電の学校」(2011年11月30日放送。テレビ東京系)では、「黒物家電の帝王」としてゲスト出演。通産省電子出版懇談会委員(分科会主査。1994)や国立国会図書館納本制度調査会専門委員(電子出版物部会。1997)で、今日の電子出版につながる活動も行った。
2006年にはインフォリーフ株式会社を設立。社名の由来はInformation of Leavesで、ブッダの言葉が植物の葉(貝葉)に記録されたことにちなんだ。それだけでなく、木々に生い茂る葉をモデルにした新しい情報論モデルと、それを応用したさまざまなシステム開発にも取り組んでいる。
2015年からはナノテクノロジーの研究開発プロジェクトを推進し、2016年11月より信州大学と東京大学を研究機関とする「アドバンストバイオカーボンコンソーシアム」の代表プロデューサーに就任。同12月1日より、東京大学政策ビジョン研究センター非常勤講師。2018年9月1日より同(未来ビジョン研究センターに名称変更)客員研究員。

[現在]
情報学者/ジャーナリスト・批評家・コラムニスト/インフォリーフ株式会社代表取締役/東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員/国際大学GLOCOMセンターフェロー/株式会社ナインミュージック代表取締役会長

[リンク]
Facebookページ https://www.facebook.com/furuse.yukihiro
InfoLeaf Inc. Facebookページ https://www.facebook.com/InfoLeaf

[趣味]
趣味は多彩。最近はじめたのがヨット。「再生可能エネルギーとエンジンをハイブリッドに使い、バランスをとりながら、戦略をもって先に進んでいくヨットに持続可能性(Sustainability)のヒントがある」という。乗るのは知人所有のCastalia号(DUFOUR 380)。富士山に向かって進む写真は、帆走中に自ら撮影したものである。
2012年からはFacebookグループ「クラシックを聴こう!」を主宰。現在、約2万人規模となっている。

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