GSE活用法:家庭内感染を防ぐ

GSE活用法:飲食店での活用」の続きで、例によってPR記事である。今回は家庭内感染の防ぎ方だ。GSEも活用するが、GSEにこだわることなく、家庭内感染のリスクについての理解が進むように書くことにする。

それは新型コロナに感染したせい

子どもがいるご家庭では、本当に感染症に悩んでいることと思う。「なぜこんなにいろんな病気にかかって発熱ばかりしているの?」という疑問をもちはじめた保護者も多いのではないか。「うちの子だけ?」と不安でたまらないだろう。

その意味では安心してください。そして改めて心配もしてほしい。あなたのお子さんだけでなく、多数の子どもたちが複数の感染症にかかっているのが現実だ。東京都感染情報センターのウェブサイトがわかりやすいグラフで教えてくれる。今日時点の手足口病のグラフがこちら。夏休み期間中だけは現象しているが、あとはすさまじい増え方である(溶連菌感染症やRSウイルス感染症など、他の感染症も似たようなものである)。

子どもたちの間で複数の感染症が激増しているのは、日本だけの現象ではない。スウェーデンでもイギリスでも同じ現象が起きている。これはとても重要な情報で、

  • 国全体でマスクもロックダウンもしなかったスウェーデン
  • ロックダウンはしたが学校で生徒たちがマスクをしていなかったイギリス

でも同様だということは、「みんながマスクして感染対策をしていたから抵抗力が弱まり、感染しやすくなっている」というのは俗説であり、間違っているということになる。スウェーデン・イギリス・日本に共通していることは、子どもたちの間で新型コロナ感染がひろまったことだ。
そしてこの謎は、医学研究が明らかにしている。新型コロナウイルスが子どもたちの生得免疫(innate immunity. 自然免疫とも)にダメージを与えるため、感染してから半年くらいは、体内に侵入してきた病原体をやっつける能力が落ちてしまうのである*1

もちろん、免疫にダメージを受けるのは大人も同じだ。11月23日にツイートされたクリニックからの現場報告をみると、土曜の祝日なのに、
マイコプラズマ肺炎/インフルエンザA/新型コロナ/アデノウイルス感染症/りんご病/手足口病/喘息発作/気胸/縦隔気腫/肺気腫/侵襲性アスペルギルス症/間質性肺炎/心不全
の患者でごった返したという。まさに「感染症の世紀の週末」だ。

マイコプラズマ肺炎がパンデミック状態

意外なことだが、2020‐2022年のほうが、対処はまだラクだったと言っていい。当時、ターゲットとなる病原体は新型コロナウイルスだけだったからである。もはや状況は激変している。2024年からは、複数の菌・真菌・ウイルスによる感染を防がないといけない*2

その上、悪条件が二つ重なっている。第一は、ノーマスクの人が増えたため、公共の空間での病原体の量が激増していることだ。空間中を複数の病気のIRPs(感染性呼吸器粒子)が飛びかうだけでなく、あちこちに菌・真菌・ウイルス入り飛沫が飛んでいるから、接触感染リスクまで高くなってしまった。
第二は、新型コロナ感染のひろがりによって、感染しやすい免疫状態となっている人ばかりとなったことだ。免疫が弱っている人は警戒度を高めないと、感染を防ぐことができない。

いろんな感染症が流行しているが、とくに注意が必要なのはマイコプラズマ肺炎である。菌によって感染する厄介な肺炎で、潜伏期間が2‐3週間と長く、この間に感染をひろめるため、いったん感染が爆発しはじめると阻止しにくい。既に世界中で流行しており、もはやパンデミック状態である。
有効なワクチンはなく、かつ、世界規模で菌感染症が増えているため、マイコプラズマ肺炎に著効するはずの抗菌薬(抗生物質)が不足している*3。いま感染すると、処方される薬がない状態だ。こうなるとギラン・バレー症候群やスティーブンス・ジョンソン症候群などの後遺症も心配になる。
ともかくひたすら、寝て治すしかないわけだが、やはり薬がないと相当に辛い状態になるのは確かだ。肋骨にヒビが入るくらいの咳が延々と続くので、子どもも親も数週間、床に臥せる日々となる。

もう一度、基本に戻ることが大事

2020‐2022年には、このように複数の感染症が同時流行する(マルチデミック)ことはなかった。インフルエンザも手足口病も抑え込めていた。つまり、新型コロナの感染対策が、これらの病気にも極めて有効だということである。

改めて、感染対策を整理しておこう。以下の3点だ。

  • 手洗いなどで手指を清潔な状態に保つ
    接触感染対策ができる
  • 換気や空気清浄機で空気をきれいな状態に保つ
    IRPs感染(空気中を浮遊する感染性呼吸器粒子による感染)を防ぐ
  • マスクをする
    空気中にIRPsが浮遊したり、飛沫をとばしたりすることを防ぎ、IRPsを吸いこむ量も減らす

この三つを徹底することで、現在流行中の感染症の多くから逃れることができるし、たとえ感染したとしても軽く済む可能性が高くなる(病原体への曝露量が多いと、免疫が対処しきれず、暴走することもある。これがサイトカインストームである)。

周囲を観察していると、マスクを論外として、手洗いもダメな例ばかりだ。アルコールを指先にちょこんとつけるだけとか、水をちょろっと出して指先を流すだけで済ませている場面をみるたびに、がっかりする。菌もウイルスも手の皺や爪の間にひそむ。YouTubeなどで手洗い動画を改めて見てほしい。指の間や爪先まで、しっかり石鹸で洗うことが大事だ。

流行中の感染症には、飛沫感染と接触感染の比率が高いものも多い。しっかり手洗いすることが、ものすごく大事だ。

「家庭内」での感染の防ぎかた

感染症は夫からうつることも妻からうつることもあるし、子どもからうつることも、子どもにうつしてしまうこともある。家庭内で互いにマスクをするというのも難しいので、家庭内感染対策は難易度が極めて高い。しかしそれでも、やれることはやっておくほうがいい。
以下、子どもがいる家庭での家庭内感染対策について述べていく。極めて残念なことだが、奪マスクが進んだいまの日本の学校や保育園・幼稚園は、感染センターとして機能する状態となっており、様々な感染症を子どもが持ち帰ってくるという前提で対応しなくてはならない*4。箇条書きっぽく並べていくので、できる対策だけでもいいから、参考にしていただければ幸いである。

うてるワクチンはうっておく

ワクチンは大事だ。昔のワクチン接種歴が明確ならいいが、不明なら病院で調べてもらい、麻疹/風疹/水痘/おたふく風邪/百日咳のワクチンを接種しておくといい(妊娠判明時にやっていると思うけれども。なお、麻疹/風疹混合ワクチンは現在、出荷制限がかかる事態となっているので、大人でこの両方への免疫が不安な方は、すぐに動いたほうがいい。ワクチン忌避の傾向もあり、今後は感染機会が増えることが予想される)。
これらの病気は大人が感染するとかなりキツイし、うっておくと子どもにうつすことも避けられる。加えて、インフルエンザと新型コロナのワクチンを毎年更新しておくこと。

家の中でも換気・空気清浄機

ともかく換気だ。家族団欒では換気扇をつけっぱなしにするとか、窓を2か所あけるとかの対策をとる。新鮮な空気は、新型コロナウイルスの感染力を奪うことが知られている*5

空気清浄機も効果はある。病原体はホコリにくっついて浮遊することが多いので、PM2.5を減らすだけでも感染リスクは下がる。リビングと寝室に置きたい。高価なものより、Corsi-Rosenthal Boxを自作することを勧める。材料はAmazonでも手に入る。

CO2計と粒子計も入手しておくといい。換気したり、空気清浄機を動かしたりする目安がわかるからだ。携帯型かモバイルバッテリで駆動できるものを選んでおくと、出先でも測定できるからお勧め。二酸化炭素濃度が高い場所、浮遊微粒子の多い場所には長居をしないことである。

帰宅したら一目散にお風呂

目的は二つある。第一は、身体中に付着している病原体を落とすこと。とくに髪の毛を洗うのが大事。静電気でホコリが付着するのが髪の毛だ。当然、ウイルスなども付着している。真っ先にシャンプーすると、手も爪の間まで(髪の毛で)隅々まできれいになるから、一石二鳥だ。
第二は、衣服を洗濯機に放り込むことである。いろんな人の飛沫が衣服についている。子どもの洗濯物でとくに注意したいのが体操服だ。体育館で授業があった場合、飛沫が多数おちた床に体育座りをしている。べったりとウイルスが付着しているという前提で扱うこと。親が洗濯機にいれた場合は、そのあとに手指衛生必須である。手に病原体が付着したと思うべき。
何度も書いていることだが、最も効果のある手指衛生の方法は、「丁寧な石鹸による二度洗い」だ。体操服を触ったあとは、これに限る。それとこの機会に書いておく。感染症が流行している間は、爪を短く切っておくこと。ウイルスも菌も爪の間にひそむ。
そして女性はおしゃれしたいだろうが、ネイルやマニキュアも、パルスオキシメーター(SpO2計)の測定を阻害しない範囲でやるほうがいい。除去するたびに測定して、またおしゃれ、というのもいいだろう*6

食事は飛沫の影響を受けないように工夫する

家族の団欒は揃っての食事に集約されるといっても過言ではない。しかし、飛沫感染する病気にとっては、感染機会でもある。ともかく絶対にいまは、子どもの食べ残しを口にしないこと。もったいないが捨てるほかない。
そして、料理の置き方を工夫しよう。互いの飛沫が落ちにくいように置く。完全に遮蔽するのは難しいが、互い違いに座るだけでも、料理にふりそそぐ飛沫を減らすことはできる。兄弟姉妹がいるなら、子どもは同じ方向を向くように座らせるのも手だ。向き合うとどうしても飛沫をとばしあってしまう。
「合唱練習をしてきた」など、感染リスクの高い行事があったのなら、数日は子どもだけで食べさせて(話し相手にはなって)、あとから大人が食べるというのも手である。時間差をつくるのは基本的に有効な手段だ。

逆に、大人が子どもやパートナーにうつしてしまう可能性が高いのも食事だ。体調に異変を感じたときはマスクをして料理をすることを勧める。「飲み会のあとカラオケにも行った」のであれば、その後、5日間くらいはマスクをして料理をするといい。念のためである。

タオルや歯ブラシの配置を工夫する

続いて、感染リスクが高いのは洗面所である。歯みがきをすると、最後に飛沫を飛ばしまくる。そして、タオルや歯ブラシを集中的に置いていることが多い。冒頭の写真は悪い例である。これは、いますぐ変更しよう。歯ブラシは各自の管理とする。歯ブラシ同士がくっついていたら、それだけで感染する恐れもある。洗面所に置きっぱなしにもしないほうがいい。飛沫がふりかかるからだ。収納するか、違う場所に置くかである。

タオルのストックを洗面所に置いていることが多いと思うが、オープンエア環境なら、扉のある収納におさめるように変更する。手洗い後のタオルは、家族だとつい共有しがちだが、これもやめたほうがいいだろう。ペーパータオルの使用を勧める。丁寧に手洗いをしても、タオルが汚染されていると台無しだ。洗顔後のタオルやバスタオルは個人管理にし、使うたびに洗濯機にいれる。

洗面所の清掃ではGSEを活用してほしい。あちこちに病原体が飛んでいる可能性が高いからだ。スプレーして拭き取ること。スプレーしたままだと、液体が飛んでいない場所の病原体が生き残ってしまう。

トイレ清掃にGSEを使う

家の中で感染リスクが高い順に並べると、1)ダイニング、2)洗面所、3)トイレとなる(リビングは換気と空気清浄機でリスクを下げられる)。トイレは流すたびに病原体が周囲に飛び散っていることがあることが問題。病原体が浮遊もするので、週に数回でいいから、清掃後にGSEをたっぷり床や壁、便器にスプレーしておきたい。GSEは効果に持続性があるので、それを利用する。
もちろん、在宅時はトイレの換気扇を回したままにしておくこと。

床のケアをしておく

これも週に数回でいいから、ヒトが動く範囲の床をGSEでケアをする。イヌやネコなどのペットがいるなら、必ずやっておきたい。とくにネコは歩き回って足裏に付着した病原体を舐めてしまう(詳しくは「私のGSE活用法02:床のケア」参照)。

マスクに求められる機能の変化

ここまで、家庭内感染を防ぐ具体策を書いてきたが、最良の家庭内感染対策は、家族のひとりひとりが感染しないで帰宅することである。これはもう、間違いない。5類化以降、大人も子どもも同時に緩んでいるから、抗菌薬が品不足になるほど感染症が蔓延してしまうのだ。

まずは大人が、家に感染(病原体)を持ち込まないことである。「人がいる閉鎖空間」では、しっかりマスクを着用するのが最良の方策だ。注意したいのは、マスクに求められる機能が、2022年までと2023年以降で異なっていることである。
2022年まではその場の全員がマスクをしていたので、空間中を浮遊するIRPsの量も少なく、全員がルーズフィットでも、布マスクでも問題はなかった。口元から飛沫やエアロゾルが飛び出るのを防ぐだけでよかったからだ。
いまは違う。マスクをする人が減ったので、空間中に多数のIRPsが浮遊している(Viral Loadが高い)。これを吸いこむのを防がないといけない。そのためには、マスクと顔の間に隙間を作らないことである。マスクを手にしたら、まずノーズフィットの真ん中で二つ折りにするといい。Wの形になるように曲がり癖をつけて、鼻にぴったりあわせよう。高性能マスクを選ぶとなおよい。

会食の機会も増えていると思うが、私ならまず店を選ぶ。選択基準は厨房でもホールでも、従業員がマスクをしていること*8、そして換気がいいことだ。その上で、食事中の飛沫に気をつけるといい。

帰宅したらまずお風呂(衣類を洗濯機に)とはいえ、冬はコート類が困る。どの程度、効果があるかはわからないが、私はGSEをふりかけてから吊るしている。そしてネクタイは最初からなるべくしない。相手の飛沫を受ける位置にあって、手で触るうえに、おいそれと洗えないネクタイは、感染対策のジャマだ。

手指衛生は頻繁に

ノーマスクが増加すると、手洗いもおろそかになる。恐ろしいほどセットだ。多くの場合、これにワクチン忌避も加わり、ノーワクチンでマスクもせず、手もろくに洗わない人が増えた。これでは病気の蔓延も不可避である。

「手洗いしてもマスクしても感染は抑えられなかったじゃないか」
と鬼の首をとったように言う人が多いので、はっきり言わせてもらう。それはあなたの手洗いもマスクも不完全だったからだし、そもそもマスクをとって宴会とカラオケ大会をやっていたくせに、そんなことを言う資格はない。つまり、鼻だしマスクで、指先をちょろっと濡らすようないい加減な手洗いをたまにやるだけだった人が、「手洗いとマスクに効果はない」と騒いでいる状態である。

マスクと同様、手指衛生にも求められるものが変わっている。2020‐2022年はみんながマスクをしていたから、手に病原体が付着する機会も激減していた。いまは逆に、どこを触っても、何かが付着していると思わないといけない状態である。
つまり、頻繁にやる必要があるということだ。食事中にイスを動かしただけでも、付着しているかもしれない。親子ともにGSEを持ち歩いて、頻繁に手指衛生をして欲しい。私は外食の場合、調味料を手にとったりしたあとは、GSEで手指衛生をしている。

「夫」はとくに注意

うかつに男女差の話にしてしまうのは危険きわまりないが、新型コロナを含めた病気に対する警戒度には男女差があると私は感じている。だいたい男性のほうが、警戒心がうすい。「元気で健康なオレが病気に負けるわけがない」という、まるで根拠のないバイアスをもつ人が多いのではないか(もちろん感染症には通用しない)。
これまでの統計をみるかぎり、Long COVIDになりやすいのは明白に女性であり、病気をナメた夫がマスクもしないで仕事に出ていると、妻と子どもが延々と病気に苦しむという明日が待っている。
「出張先で接待もあったし、行き帰りの新幹線は混んでいたので、念のために帰宅後5日間は家の中でもマスクをして過ごし、食事も家族とは別にとりました」
という人がいたことを最後に書いておく。究極の配慮の仕方だと思う。

いまの日本の状態は、台風は過ぎ去ったかかもしれないが、熱帯低気圧となって停滞し、それに刺激された線状降水帯が列島を覆い、大雨や雷雨、雹をふらせ、強風で竜巻もあちこちで発生している、という状態だ。手洗いで防げる感染症も、マスクで防げる感染症も同時流行中である。
マスコミは「コロナ禍は明けた(台風が通りすぎた)」と連呼する一方で、線状降水帯については無視している。ダマされてはいけない。自分も家族も守るには、むしろ感染対策を強化するべき状態なのである。

注記

*1
子どもは新型コロナウイルスによって、形質細胞様樹状細胞(pDC)がダメージを受けインターフェロン応答が鈍り、病原体を排除する能力が低くなる。この影響は感染後、半年ほど続く。つまり、半年ごとに新型コロナ感染を繰り返していたら、延々と「感染しやすい免疫状態」となってしまうということでもある。
■Dendritic cell deficiencies persist seven months after SARS-CoV-2 infection
https://doi.org/10.1038/s41423-021-00728-2

*2
欧米で子どもたちの間に、新型コロナ/インフルエンザ/RSウイルス感染症が同時流行し、「トリプルデミックだ」と言われたのが、2022年の冬であった。そして欧米では、2023年も2024年も同様に複数の感染症がかつてない勢いで流行しており、もはやどうみても「ロックダウンやマスクに手洗いで、抵抗力がつかなかった」という議論は誤りであると断定できる。これが事実なら、2022→2023→2024と感染者数が減っていかないとおかしい。
日本は欧米より遅れて、2023年からその傾向が見え、2024年に顕著となった。これは単に、子どもたちのマスクをとるタイミングが欧米より遅かったからである。「ワクチンのせい」と言い出す人が必ず出てくるが、残念ながら子どもたちのワクチン接種率は高くないから、単なる妄言であるに過ぎない。

*3
2024年11月現在、クラリス、ジスロマック、オゼックス、さらにはミノマイシンなど、子どもに処方でき、マイコプラズマ肺炎に効果のある抗菌薬が次々と出荷調整となっており、医師が処方しても薬局で手に入りにくい状態となっている。
ただし、これは菌感染症の爆発による需要増だけが原因というわけではなく、薬価設定による収益構造の問題や、製薬会社の不祥事による行政処分の影響、原材料を海外(主に中国とインド)に依存していることによる輸入の不安定さ(輸出をとめられることがある)など、複数の要因がからみあった問題である。

*4
2024年に学校・園で流行した感染症は、新型コロナ/インフルエンザ/手足口病/アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱)/溶連菌感染症/RSウイルス感染症/りんご病(伝染性紅斑)などだ。いずれも大人も感染するし、重症化することもある。

*5
■Differences in airborne stability of SARS-CoV-2 variants of concern is impacted by alkalinity of surrogates of respiratory aerosol
https://doi.org/10.1098/rsif.2023.0062

*6
マニキュアなどを除去するたびにパルスオキシメーターでのSpO2測定を勧めるのは、知らないうちに肺炎が進行していることがあるからである。これは自覚症状がない。そのタイミングで家族全員の測定をすることを勧める。

*7
■Tess Finch-Lees: If parents don’t fight to protect children from Covid in schools, nobody else will
https://www.independent.ie/opinion/comment/tess-finch-lees-if-parents-dont-fight-to-protect-children-from-covid-in-schools-nobody-else-will/a1357930715.html

*8
従業員のマスクはノロウイルスクラスターの発生も防ぐ。マスクの有無で、衛生管理に気を遣っているお店であるかどうかもわかる。